定員が10名の小規模なディサービスです。箸を使ったゲームを楽しむことで「脳トレ」「指先の機能維持や回復」を目的にしたレクレーションをさせていただき、今回で3度目になります。またあの人たちに会えるかもという思いもあり同じ曜日の本日に応募した次第です。また、前回披露した新作がちょっと難しすぎたので、今回はその反省から出来上がったゲームも試してみたいという思いもありました。
こちらは「口は出すが、手は出さない!」がモットーで、利用者の日常生活の維持と向上に力点を置き、自立を願うことをミッションにされている施設です。もちろん重度の方には手を指しのべられますが、車いすの方以外はトイレに行く時は見守りだけで手は貸しません。それが真のサポートだとここに来れば分かります。今日は利用者さんは8名でしたが、10名以上のスタッフさんがキビキビと動いており活気にあふれています。私達(いつも2名で伺っています)とはジャンルが違いますが、トイレ介助などを受け持つ若いスケッターさんもベテランにまじりがんばっていらっしゃいました。前回、新作の「箸技」を見事失敗していたのでちょっと緊張して臨みましたが、私たちが到着するや「いらっしゃい~♪」の歓声とマスクをしていてもわかる笑顔に迎えられ「ただいま~」のだんらんの家のひとになってしまっていましたね~。
やはり同じ曜日での再訪だったので、何人か見知ったお顔がありました。 箸技ゲームをだんだん思い出しながら、やがてチャッチャとやる姿がうれしかったです!器用でなんでもできちゃうK山さんが移動ゲームのチャンピオンでしたが、確か前回もトロフィーを獲得してたかも?積みリンの「雪だるま」では苦戦!崩しては何度もチャレンジしできた時の爆発的な笑顔が最高でした。他の方も苦手を克服して「脳」が喜んでくれていました。これが「箸技」の醍醐味です。そして、ほとんど寝ていた方がおやつの時間に復活して「今日はいっぱい寝た~」と嬉しそうに周りに話しかける姿がかわいらしかったですね~。こちらでは一日の流れがきちっとできており、そこは崩しません。なので私達スケッターはその合間をぬってのパフォーマンスになります。そこが他の施設の時間枠内でのおまかせとは違います。こちらもだんらんの家族になってペースを乱さないことが肝要です。