
高齢者グループホームにて2時間枠のレクリエーションを単独で行いました。メインは短歌づくりでしたが、30分の余白時間が見込まれたので、創作落語を準備し、披露しました。
施設には3回目のレクで訪れました。いつものように施設長が出迎えて下さり、スタッフさんも笑顔で気持ちのいい挨拶をしてくださいます。施設入り口にはお相撲さんの手形色紙が飾られており、利用者様の為に、色々な試みがなされています。1回目のレクで行った短歌づくりがきれいに施設の食堂内に飾られていました。地域の文化祭に出展されたそうです。また、2回目のレクで行った石庭の箱庭(利用者様が作った作品)がアクリルケースに入れられ、訪れる人の目を楽しませます。レクを行ってそれで完結ではなく、訪れるご家族やお客様にも配慮されて、このような心遣いがスタッフさんの日々のお仕事にも反映されていると思いました。
落語は全くの素人です。施設のホームページに近所の公民館で行われた寄席を楽しむ利用者様の写真を見て、レクでできると思い、準備を進めました。台本を書き(ネタは日常の心温まるエピソード・今回はスーパーのレジ係の女性と常連客の交流)、流れを暗記、声に出して仕草を入れながら練習しました。尺は枕を入れて約10分。施設の和室をお借りして、着物風の寝間着に半纏を羽織り、披露しました。お客様は全員認知症を抱えているため、寝てしまうかなと心配しましたが、全員集中して聴いてくださって、やってみて良かったと思いました。出囃子はスマホからスピーカーにbluetoothに飛ばしました。機会を頂ければまたチャレンジしたく思います。
