
グループホームにて、6名のお客様を対象にミニチュア石庭(箱庭)づくりのワークショップを開催しました。
施設は閑静な住宅街に位置し、富士を望む環境の良い立地です。施設内は清掃が行き届き、お客様(利用者様)の見守り導線もしっかり確保されています。スタッフさんのお客様に対する配慮や目配り、お客様への接し方、対応などからボランティアの心がけとして大切なことを感じることが多々ありました。
ミニチュア石庭の材料は海岸で収集した石と砂です(消毒済み)。それらを皿に載せ、色紙の紅葉を散らし、背景に葉書大のクラフト紙に富士や神社などの塗り絵をテープ留めしました。初めて試みたレクでしたが、参加者の皆さんは各々、素晴らしい作品を完成することができました。認知症のお客様が対象なので、できることとできないことをきちんと見極め、事前のシミュレーションと作業前にワークの手順を実際に目の前で見せることが円滑な運びにつながります。できあがった作品を前に、改めて長き人生経験に裏付けられたお客様のPOWERを再確認させられました。帰りがけ、笑顔で「ありがとう」のお言葉をいただきましたが、こちらこそ感謝です!
