通いとお住いの方も居る、小規模多機能型の施設さんです。訪問介護に向かうスタッフさんもいて、地域に根付いた地道な活動をされている印象を持っています。今日は1階に集まった9名の方と、箸を使った脳トレ・機能訓練の「箸技」を1時間ちょっと楽しみました。こちらの管理さんにお声がけいただいて、半年ぶりのスケッターです。
こちらは北品川のこじゃれた商店街をちょっと外れた場所にあります。スケッターの楽しみである、今日のランチは白身魚のフライ。生まれて初めて食べたバンガシウスという魚。調べたら東南アジアに棲息するナマズの一種。とてもおいしかったです!(参考になった、、が付くかしら?)呼んでいただいた管理者さんは本日はお会いできなかったのですが、元気な男性スタッフがよく通る大きな声で進行をサポートしていただき助かりました。レクは大きな声でやらなくちゃ、がその人のモットー!確かに下を向いた方も顔をあげて参加してくれますね~♪3つのテーブルの左端にはベテランとおぼしき女性スタッフさん。右端にはその男性。真ん中は私でした。その間を埋めるように相棒のスケッター「なかなか」がサポートし、こじんまりとした空間が熱気を徐々に帯びました。
他の施設に比べて認知症が進んだ人が多いので、レクが成立するのかと心配されていたようでした。半年ぶりに訪れて、こちらはお顔を覚えているのですが、声をかけてもキョトンとされる方もいらっしゃいました。でも「箸技」を進めるうちに、徐々に記憶が蘇るのか笑顔を浮かべて競技に集中していくのが分かり、そこがとてもうれしかったです。半年前に箸ピーで優勝した手先が器用な方は今回は2位でしたが、積みピーの「斜塔」では集中力が途切れず時間をかけてやり遂げました。その時の笑顔が最高!それぞれ個性豊かな人たちと笑いとちょっぴり悔しさありの濃い1時間を過ごせました。終了して2階の事務室に引き上げがてらにスタッフさんから「こんなに盛り上がるとは思わなかった。箸だからかな~?」と言ってもらえました。「長年使ってきた箸さがら、抵抗なくレクに参加できる」という原点を思い出させてくれました、感謝!