スケッターに登録して、初めて伺ったのがこちらです!今回で3度目になりますが、こちらは再訪問の大切さを教えてくれたデイサービスさんです。レクの感想をダイレクトにいただけることは、今後の動きにとても役立つからです。2度目からちょうど1年経っての訪問です。「箸タイム」の遊び方を覚えている人がいるかしら?ドキドキ〜
田無駅からバスに揺られて10分ちょっと。バス停から看板がすぐ見えます。扉を開けて「こんにちはー」と挨拶すると、利用者さんやスタッフがニコニコ顔で出迎えてくれました。参加者は3つのテーブルに3名づつ座っています。今日は予定よりちょっと少なめの8名。スタッフさんからはちょっとした前振りをしていただいただけで、もう後は自由奔放に(笑)やらせていただきました。お一人お一人の反応を確かめながら丁寧に進められ、皆さんの個性溢れるリアクションがとても素敵でホッコリしどうしでした。
昨年、こちらでは「歌って箸リン」という考えたばかりのゲームを試行させていただき見事に失敗しておりました。ちょっと皆さんには難しかったと反省!その後簡易バージョンも作り上げたおかげで、認知症が進んだ方もいらっしゃる施設でも楽しんでいただけるゲームに進化することができました。さて、こちらでもやってみたところ8名全員が「もしもしカメよ〜」を歌いながら、つっかえながら、笑いながら最後までやり遂げることができました。この日一番印象に残ったことですが、両手を麻痺されていて箸が持てないからと参加をあきらめていた男性がいらっしゃっいました。ふつうだと席を移って新聞や雑誌を読んだり、テレビを観たりというケースが多いです。しかしこの方は「どんなものか知りたいので」と移動しないばかりか、前に座る2人に声援を送ったり、一緒に笑ったり。こんな方は初めてです。素晴らしいなと思いました。これはもう立派な参加者ですネ。