利用者の囲碁の相手をしに行きました。僕がいない時は、他の利用者と将棋をしているらしいです。僕が来る時は一緒に囲碁をします。
毎度思うことがあります。それはスタッフさんの雑談力が高いことです。遠くから聞いていても笑えるような冗談を言っているスタッフさんもいたりして、教養があったり会話の引き出しが多い人はすごいなぁといつも見てます。多分看護師さんのような人もいて、色んな人がいるんだなぁと思いました。施設長は今日も車でどこかにすーっと行っていたので忙しいんだろうなぁと思いました。
ケアは厳しさも必要なんだなと感じました。ケアというと優しく手を取るようなイメージが一般的にはあると思います。しかし、ケアがリスクを回避するためのものであるからこそ、行動を抑制させることもケアの一環であるんだろうなと思いました。ある利用者さんが、床に落ちた何かを拾おうとして、スタッフさんが「それ拾わなくていいよ、それ拾うなら俺が〇〇さんのこと拾わなくちゃいけなくなるから」と言っていました。つまり、危ないから座ってろということです。そのあと少ししゅんとしてた利用者に別のスタッフが、「落ちたものあったらいつでも私が拾ってあげるよ」とフォローしていて、上手な対応だなぁと素人ながら思いました。座ってろと言うことはひどく冷たく聞こえるかもしれないが、怪我をするリスクがあるからこそ、ケアは厳しい側面もあることを実際に見て感じ取りました。