小規模多機能型居宅介護事業所の仕事を見学しました。最初は管理者から事業の話や取り組み等説明していただきました。 その後、事業所に通所してきた利用者と座って話をしました。3件の訪問に同行しました。自転車と歩きで同行し、行きながら職員に仕事のことなど聞いたりしました。
施設は川崎駅から徒歩約20分です。近くに保育園があります。 施設自体はホテルのラウンジのような雰囲気のコミュニティースペースと特養の事務所、小多機など色々なものが併設しています。かなり綺麗でスタイリッシュです。小多機自体もthe施設というよりかはおしゃれで、窓に絵が書いてあったり、置物も可愛かったです。 外部からの訪問者、特にボランティアという存在には優しく振る舞ったって1円にもならないにもかかわらず、みな丁寧に対応してくださいました。
社会福祉士実習並に得られたものが多かったです。訪問では、職員が利用者やその家族とどのようにコミュニケーションをとるのかを見ることができました。職員は話すのが上手でした。 また、この事業所は職員同士で情報を共有するのにslackを使い、広報にSNSやnote、利用者の家族とはLINEワークスでやり取りをする点がこの業界においてはかなり先進的で印象に残っています。運営推進会議の資料もA4ワード資料ではなくパワポを使っており管理者の考え方の若さを感じました。そして、イベントなどの企画の実行を地域のあらゆる主体とあえて協働して行う道を選んでいました。ひとつの事業所として突っ走るのではなく、保育園や自治会等に働きかけることで、事業所の地域における新たな存在価値を提示しているように見えました。地域の実情に応じた取り組みには答えがありませんが高齢者福祉におけるひとつの先進モデルになると推測します。