【災害支援・資格者、経験者限定5日間】能登町柳田の福祉施設の日勤を募集します。石川県聴覚障害者協会が担う能登就労支援事業所「やなぎだハウス」での支援に参加しました。2月・3月長野県社会福祉協議会募集の能登町にある福祉避難所の後方支援参加、今回3回目の能登町支援の参加になりました。私は福祉の資格はありませんが今回募集対象の中で、「手話での意思疎通のできるかた」とありましたので参加しました。
支援所の修理が4月完了して受け入れを始めたとのことです。利用者さんは曜日によって人数は異なりますが7名~9名位でした。スタッフの方が、朝礼で、手話と筆談を交えて挨拶やその日の作業の説明をされていました。作業時間は、10:00~15:00(昼休憩1時間)でした。作業内容は、古着の糸外し、アイロンなど。私の仕事は、難聴の方への筆談フォロー、利用者さんの仕事の後の点検、見守り、朝一番の体温測定、血圧測定などでした。利用者さんは明るくまじめな方ばかりでした。スタッフの方も利用者さんに丁寧に仕事の手順など説明されていました。特に高齢者や、その日の体調が悪い方への見守りや、配慮が大切だと実感しました。
この施設は聴覚などに障害を持つ方々が利用する就労支援所になりますが、他の障害を持つ方もいらっしゃいました。びっくりしたのは、その方たちも簡単な手話を使って、聴覚に障害を持つ方とコミュニケーションをとっていました。お互いがお互いの障害を乗り越えて支えあう光景をみて私もうれしく思いました。被災を乗り越えるのには、お互いに相手のことを思いやる事【共助】が重要だと再度実感しました。 私も2月・3月と能登町の支援に参加しましたが、6月になった今でも、なかなか復興・復旧が十分に進んでいない気がしました。またこのような施設の被災したスタッフの方が離職されたり、2次避難所(白山市)への配置があり、現状でも人手が足りない中で運営していることを聞きました。マンパワー不足です。今後多くの方がこのような施設の支援に来ていただけることを祈っています。