定員10名の本当に小規模なデイサービスさんです。パット見は個人宅の一軒家のようでした。休憩をはさみ、1時間半ほど脳トレゲーム「箸タイム」を楽しんでいただきました。レクのジャンルは問わないという事が応募のきっかけでした。
閑静な住宅街にある一軒家。定員10名の小規模さなのに、スタッフさんの数が多く同数いらっしゃるような印象に驚きました。モノが機能的に配置されていたり、仕事のスピーディさに感心!なんせ、私たちが返る直前には、当日のレクの楽しい様子のスナップ写真がプリントされ、個人別のアルバムに収められていました。なんて素晴らしい仕組みでしょう!これをご家族の方がご覧になったら「うちの母(父)はここにお世話になって良かったなァ」と感じること間違いナシ。笑顔がいっぱいの写真集になっていたからです。また、私たちを迎えるにあたり、団体名や箸タイマーの大きなPOP、名札までご用意いただきました。とてもアットホームな雰囲気の中でレクをのびのびとやれました。またキチンと抗原検査もやっていただきましたが、これには利用者様の安全・安心を第一に考えられている姿勢が感じられました。
みなさん個性豊かで、その個性をスタッフさんがしっかり把握されており、ゲームの合間の声掛けややり取りが本当に面白かった。また、代表の方より、「むやみに手を出さない」という方針の背景をうかがいました。 ひとり住まいの方が多いので、こちらでは「自立」の訓練をする環境を提供されているということでした。送りに出たスタッフさんの行動を見ると 椅子に座って靴を履く時も、いっさい手を貸していません。口は出す(アドバイスする)が、手は貸していませんでした。ここに滞在する時間だけ楽をさせるのではない「自立支援」という概念を教わりました。