利用者様が30名程度いる有料老人ホームで、布を切る軽作業をしながら利用者様とコミュニケーションをとったり、見守りをしたりして午前中3時間ほど過ごしました。一緒に体操をする時間があったり、昼食の配膳もお手伝いさせていただきました。 はじめと終わりに施設長の方から施設のこと、利用者様の事など詳しくお話を聞かせていただきました。
スタッフの年齢層は幅広く、入浴介助専門で入られている方や短時間勤務の方、ダブルワークの方など、その人それぞれに合わせた柔軟な働き方をされていることがわかりました。 利用者の方の中には、コミュニケーションが難しい方もいらっしゃいましたが、話しかけるといろいろなお話をしてくださる方もいました。様々な背景を持ってこられていること、施設に来られてご家族との関係が良くなったことなど、後で聞かせていただき、現場に入っただけではわからない部分も教えていただくことができました。 対応してくださった施設長の方は、いつも笑顔で頼りがいのあるステキな方でした。スタッフ間のコミュニケーションが多いように感じましたが、それも、施設長さんが普段から他のスタッフの皆さんのことを気にかけていらっしゃるからなのかなと思いました。
スタッフの採用は、技術より、例え初心者からでも、他者を想う心(ハート)を重視されているとのことでした。利用者の方からの声や想いを大切にし、新しいことにもチャレンジしようとする前向きな姿勢が印象に残りました。 スタッフが働きやすい環境づくりについても考えていらっしゃって、パワードスーツや移乗サポートロボット等の導入を考えたりと、日々試行錯誤されていることがわかりました。新しい提案がしやすく、採用もされやすい環境だと感じました。