日本初の重度心身障害者、医療的ケアの方のシェアハウスで、スケッタープチ交流会に参加しました。ハウスの運営についての説明をしてもらい、ハウス内の見学をさせてもらいました。その後、障害を持つ方が選択をしたり、生活をするために、可能性を広げるために現在どうなのか、なにが足りないのかリラックスした感じで、話し合いました。
日本でこんなにも素敵なシェアハウスがあるのを知って感動しました。ここには従来の施設のような感じはなく、まるで自分の家のような安心感や居心地の良さがありました。社長の熊谷さんやスタッフの野村さんもとても親切でした。社長の熊谷さんにハウス内を案内していただきました。内装には特に特別な材料や高価な機材を使用しているわけではなく、社長の熊谷さんの介護業界やその他の業界経験、スタッフの方々が力を 合わせてこだわりを追及して作られている場所だと思います。
はじめてスケッターの方と交流できただけでなく、現在の介護保険や障害福祉制度の問題点、既存の施設にはないこのシェアハウスの特徴を学ばせてもらいました。ここには施設のような決まったスケジュールに利用者が合わせる窮屈さはなく、利用者の方の自由さや解放感があると感じます。 職員も利用者のためにやりたいと思ったことができる環境なのではないかと思いました。今後はこのようなハウスが増えていかなければ、本当の意味で、障害を持った方の尊厳や生活権を守ることはできないのではないかと感じました。