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初めての介護施設でのボランティア体験記

初めての介護施設でのボランティア体験記

マツナガ

2023/06/24

私が体験したお手伝い

最初に利用者さんが作ってくれた抹茶をいただきました。その後、一緒にボッチャを一緒に楽しみ、その途中でお爺さんの自宅までの送迎を職員の方と付き添い、無事に最後まで送り届けることが出来ました。最後に、車椅子のお婆さんの自宅送迎も行い、実際に家に上がらせてもらってオムツ替えの様子を見学させていただきました。介護現場でしか体験できない有意義な時間を過ごすことが出来ました。

施設の雰囲気様子

現場の職員の方たちは利用者さんに対しても優しく接していて、初めて来た私にも小規模多機能型居宅介護施設について一から分かりやすく説明してくれました。利用者さん同士が仲が良かったのはもちろん、職場のスタッフの方たちも情報を共有しながら、コミュニケーションを欠かさずに行っていて、とても雰囲気の良い職場であることを感じました。私ももう一度この施設でボランティアしたいと思いました。

学び・発見・印象に残ったこと

徒歩のお爺さんを自宅まで送迎するのに付き添ったとき、お爺さんに『付いてこなくていいよ。もう帰っていいよ。』と厳しいことを言われてしまったのですが、職員の方から『人間だからきついこと言われたら傷つくけれど、絶対に否定してはいけないよ。お爺さんに何かあった時にすぐに助けられるように、どんなに帰ってと言われても絶対に帰らずに、自宅まで送らなければいけない。』と教えてもらいました。そしてなんとか自宅まで送り届けることができ、それまで機嫌が悪かったお爺さんから『お二人さん。うちに上がってお茶でも飲んでってよ。』と180度態度が変わったことにとても驚きました。このような体験から、介護現場では利用者さんに常に寄り添う姿勢と、利用者さんの安全が確保できるまで業務をやり遂げる責任感が必要であることを学びました。