今日はまず施設様と入居者様にお詫びをしなければならない。 今日の私はどことなく気持ちが不安定で果たしてスケッターとしてのお仕事がキチンと出来るのか確証の無いまま伺ってしまった。 しかしそんな私を癒してくださったのはAさんだった。Aさんもまた不安に苛まれていらっしゃり話しながらポロポロ涙を流していらっしゃった。 私も同じだった。 先の不安に押し潰されそうになり、Aさんと私は一緒だった。
玄関前の花壇に福寿草が咲いていた。 もうそこまで春がきているんだな、と感じ、入居者様との会話に盛り込ませていただいた。 職員の皆さまは明るく元気で、入居者様のかゆいところに手が届く、そんな接し方をされていて、入居者様を良く見ていらっしゃるし、何より個別ケアの何ぞやをきちんと理解され対応されている姿には感服した。
入居者様に刺激を の前に、今日の私は自分自身の土台がしっかり整っておらず、勢いでお仕事に向かい合った私の姿勢にまず、反省したい。 そして入居者様は、とにかく優しい。 どんな私でも受け入れてくれ、優しく包んでくださった。 ご自身もお身体が不自由なのに、私の身体をとても心配してくださった。 本当にありがたい。 家に帰り涙がでた。