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目と目のコミニュケーション(重度訪問介護の現場から)

アイリス
2023/05/12

私が体験したお手伝い

重度訪問介護の現場を見学させて頂きました。利用者さん(83歳)は、1日24時間の内、近隣にお住まいの娘さんの2-3時間の介助を除く残りの20時間のうち、10時間程を土屋ホームさんからのスタッフさんの支援を受けています。今回は、朝8時からの現場(夜勤さんと交代)を2時間、見学させて頂きました。

施設の雰囲気様子

出勤直後から、スタッフさんは利用者さんに優しく声を掛けながら、一方で夜の状態の確認に始まり、体交、清拭の為のホットタオルの準備と迅速にケアを進行していかれました。 他にも、拘縮を最低限に抑えるための工夫として、挙上ストレッチを行った後は、医療的ケアも必要ということで、口腔ケアに始まり、投薬および胃ろうにいれる栄養剤の準備に入りました。投薬に関しては、用量を測る為、小さな容器を使い、特に慎重に行われていました。胃ろうへの注入は、シリンジを使い、薬の時は白湯を間に投入する事で、薬が団子状にならない為の工夫もされているとの事でした。そして、注入後は、腹部の膨らみと収まりを確認、嘔吐の可能性についても検討されていました。その後、排尿処理をして、足の指の間にクッションを挟みながらのマッサージ、パジャマ交換・体交をして私の見学は終了しました。

学び・発見・印象に残ったこと

利用者さんは、言葉を発することは出来ませんでしたが、目を開けた時や、ストレッチをしてる時などの顔の筋肉の動きで、いつもケアをしているスタッフさんが、利用者さんの感情を把握して、お互いに見つめ合ってケアをしているのが印象的でした。 また、仕事に対しては、「利用者さんの家族の人生が守られる」という事への使命感を感じると話してくださった今回の訪問に同行して下さった施設管理者の言葉、及び「個々の利用者さんに合ったケアを提案できて、それが上手くいった時」が嬉しいとお話しして下さったスタッフさんの言葉が心に響きました。

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施設情報

ホームケア土屋 関東

板橋区/その他(介護事業所)
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