小規模多機能居宅介護を運営しているクロスハート幸・川崎様にて午前中の業務の体験をさせていただきました。具体的には、利用者様のお迎えと訪問での生活支援(食器洗いなど)を行いました。 今回応募した理由は、現在、介護に関連したテクノロジーサービスの企画や開発に従事しており、実際に利用者の方の一日やスタッフの方々の業務やオペレーションについて学び、体験したかったためです。
施設は、温かみがある雰囲気でアットホームだけれども、清潔感があり、広々としていました。また、近くに緑の多い地域で過ごしやすいと感じました。 現場のスタッフの方々は、想像していたよりもお若い方が多かったですが、利用者の方々の状況や性格をとらえてお話やフォローをされており、見習いたい部分がとても多かったです。 施設でのイベントの様子・利用者の方々の様子を発信するSNSやボランティアの方たちに向けた資料やコンテンツも自分たちでご用意されており、利用者やそのご家族だけではなく、業界や地域の活性まで考えた取り組みをされていて感心しました。
利用者の方のご事情や嗜好を尊重したスタッフさんのフォローが大変印象的でした。利用者の方がこれまで歩んでこられた生活の延長線上で「いま」を過ごせるようなケアを実行できるのがクロスハートさんの特徴だと感じました。 体操の時間は、利用者の皆様共通で参加されていましたが、同じ空間にいながらも、それぞれ自由度高く過ごされていることも印象的で、ホームにいる間もリラックスして過ごせるようなスタッフの方々の適度なフォローが素晴らしかったです。食後に食器を拭いたりなどされている利用者の方がいらして、皆様ご自身の生活の場なのだな、と改めて実感しました。 施設長は、日々のオペレーションだけではなく、ボランティアの受け入れを通じて業界全体の底上げなども考えておられ、協力者を巻き込んでサービスの質を高める取組みを実行されている姿に感心しました。手書きの素敵な名札をご準備いただき、お心遣いが大変嬉しかったです。