
今回も音楽療法のサポートに入りました。利用者の方々と一緒に歌を歌い、声が出ている方の元へマイクを運んだり、鳴子を使って一緒にリズムを合わせたりして場を盛り上げました。また、両手を使う少し難易度の高い手遊び歌の際には、「難しいね」とお互いに笑顔で声を掛け合いながら行い、楽しく温かい時間を共有しました。五感と身体をフルに使い、皆さんと一体感を持って楽しむことができた充実のお手伝いとなりました。
スタッフの皆様の、入居者様に対する細やかな気配りと深い愛情が非常に印象的でした。車いすで到着された方の髪の乱れを手櫛で優しく整えたり、疲れのサインを察して途中でお部屋へ案内されたりと、一人ひとりを本当によく見ていらっしゃいます。 また、会がお開きになった後、廊下で対面から来られたスタッフの方が、入居者様に「めっちゃ笑顔じゃーん、楽しかったの〜?」と満面の笑みで親しみ深く話しかけている姿を拝見しました。普段から本当に仲が良くてお互いを大切に思っているんだな、と心が温かくなりました。みんなが自然体で笑顔になれる、アットホームで素敵な雰囲気がいっぱいの施設です!
今回は前半に童謡、後半に昔の歌謡曲を歌いました。中でも印象的だったのは『知床旅情』を歌った後のことです。先生が「北海道出身の方はいますか?」と尋ねられた際、たまたま隣に座っていた方が道東のご出身でした。 私が以前、道東へ旅行した時のローカルな地名をいくつか挙げてお話ししたところ、その方は大変喜んでくださり、「色々思い出してきた、そんなところまで知っているなんて嬉しいな〜」と言っていただけました。私は会の最中、様々な方の隣に座ってサポートをしていますが、自分の経験が誰かの大切な記憶を呼び起こすきっかけになれたことがとても嬉しく、奇跡のような温かい出会いに深く感動しました。
