訪れた先は、高齢者向けの医療と住宅の複合型施設でした。私は子どもの頃は勉強よりも、友人たちと遊ぶのがとにかく好きでした。家に帰ってからもゲームや、ジグソーパズルを夢中でやってました。出来なかったところが出来たり、クリアーする喜びが強かったのかもしれません。大人になってからも、それは変わっていないと思います。利用者の皆さんにも難しいことは考えず、とにかくレクを楽しんでいて頂けたらと思いました。
施設は、最寄駅から線路沿いに2分ぐらい歩いたら直ぐなので、分かりやすいと思います。スタッフの皆さんは、とにかく優しい方ばかりでしたので、変に見構える必要もありませんでした。時間が過ぎたのがあっという間でしたので、また応募したいと思いました。施設のアピールポイントは、広くてキレイで清潔感がありました。利用者の方もスタッフの方も、皆さん優しくて明るくて穏やかな方しかいらっしゃらなかったので、常に笑いに満ち溢れていて、場が盛り上がって居心地が良かったです。
今回のお手伝いで利用者の皆さんが認知症を患っていて、お話しするのは初めてで戸惑いました。体験前の注意事項で ”否定しないで、相槌を打つこと” を学びました。例えば、ご飯を食べたのに「まだ?」と言ってきた場合、「そうですね~、まだですね~」と返すのが正解だと教わりました。認知症の方の世界に咄嗟のお芝居で寄り添うことの大切さを、今回初めて知ることができてよかったです。あと、手を使う遊び道具も、驚かないように大きい音が出なかったり、安全に使えるように細工が施されていて勉強になりました。