スケッターを初体験してみた。
私が体験したお手伝い
デイサービス利用者さん達の、ランチ後のレクリエーションタイムのお手伝いに伺いました。プラバン作りということで、スケッタービギナーとしてはとっつきやすいかもしれないと思って応募。「よかったらランチを召し上がってからお手伝いしてください」とのありがたいオファーに出かけてきました。
施設の雰囲気様子
施設で過ごす方たちの滞在時間を安全で楽しいものとなるように職員の方々一丸となって取り組んでいらっしゃる印象。そんな安定感どっしりのチームに新参者をまぜていただいたてい。 13時半からお手伝いは始まり、職員の方が音頭をとって、利用者さん達は椅子に座りながらできる運動の時間。一緒にやるように促され、想定外の展開にいささか困惑しながらもとりあえず見よう見まねでやってみた。いきなりやってきた人(私)にみなさんご一緒にやりましょう！なんて言われたって困るよねー、と内心自分のさしでがましさに泣きそうになりつつそれっぽく振る舞う。もっともきっと利用者さん達は、そのような状況に慣れているのだろう。ある人は黙々と運動し、ある人は思うように動けないながらも真似しようと努力し、ある人は周囲にまるで頓着せず自分のしたいことをし、ある人は自我を通しつつ時折気遣うように手足を振って波長を合わせてみせたり。
学び・発見・印象に残ったこと
利用者さんの人数分だけ個性があることを、尊重している感じがあり、安心した。私の場合、利用する側になる日が遠からずやってくるかもしれないので、集団で同じことを強制的に活動させられるのはいやだなぁ、と懸念していた。しかしながら利用者さんのなかには、職員さんが前で説明していることには意を介さず将棋に興ずる人もいれば、スマホをテーブルに置いて好みの曲を流している人、疲れてベッドに休みに行く人など。またメインのレクリエーション プラバン作りを楽しみながらも気の合う顔ぶれとおしゃべりしたり、作業に飽きて職員さんに手伝ってもらっている人などそれぞれの居心地いいやりかたでいらっしゃる様子。それを職員さん達がサポートし、職員さん達が利用者さんと向き合う時間を確保できるようにお手伝いするという経験を積ませていただきました。
施設情報
社会福祉法人美生会 ヴィラージュ川崎
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