10名ほどの利用者がいらっしゃる小規模多機能型居宅介護にてタンゴセラピーという、アルゼンチンタンゴの音楽とペアダンスのスキルを使った簡単なエクササイズをおこないました。10年前から高齢者施設で訪問活動していましたが、コロナ禍で中止を余儀なくされましたが、沢山の方にこの活動の良さをお伝えしたく、たまたま受け入れて下さる意欲的な施設に出会いやっと活動再開できました。
窓が大きく開放感溢れるフロアで、スペースも広く、利用者様がゆったりと寛いでいらっしゃる様にみえました。 職員さんが温かく迎えて下さり、初回訪問の緊張も和らぎ助かりました。活動中も職員さんが一緒に参加して楽しんで下さり、利用者様とのコミュニケーションが日頃から取れているのがわかりました。
私活動するタンゴセラピーは、ペアダンスを基本としていますので、スキンシップが必然的になります。このコロナ禍で、人との距離をとることを強いられている今、果たして受け入れて頂けるのか不安でしたが、利用者様は私の抱擁を拒むことなく、想像以上に温かく受け入れてくださいました。抱擁したことにより、利用者様の緊張が和らぎ笑顔も増して、更には、よりダンスがしたい!動きたい!という意欲向上に繋がったようでした。やはり人とのスキンシップは効果絶大だと感じました。男性利用者様が、思わず一人で立ち上がりダンスをされているのを見た時は嬉しくなりました。又、職員さんもご一緒に楽しんで下さり、利用者様の生き生きとした表情をカメラにおさめていらして、素晴らしい事だと感銘をうけました。帰り際には施設長様から可愛らしいイラストを頂き、お気遣いに心が癒やされました。又是非皆様の笑顔に会いに行きたいと思いました。