「レクのスケッター」ということで、音源を持参してトロンボーン演奏をしました。前後に準備や打合せ、懇親の時間もとっていただき、公演としては正味1時間、こちらで選曲した9曲とおしゃべりを半々くらいで、また最後はリクエストをいただいた「マツケンサンバ」で締めました。途中、手拍子を促しての体験曲も入れてみました。
今回演奏させていただいたスペースは、暖炉を模したような設備もある重厚感と暖かみを感じる空間。依頼時間の中で別室での準備時間もとっていただきご担当の方が絶えずサポート、また演奏中も職員の皆さま数名が進行にあわせてご利用者さま(この日は13名様)にお声がけいただき、レクを進行しやすい雰囲気に満ちていました。終了後に退室すると私へのメッセージが記載されたボードが! 私自身がとても幸せな気持ちになりました。
これまで「ご年配の方にも口ずさんでいただけるような昭和歌謡を」という先入観もあったのですが、今回のような1時間以内のプログラムであれば「ゆったりと聴いてお過ごしいただく」ということでもいいのかなと思いを新たにしました。こちらの施設ではこれまでも職員の方によるバイオリン演奏が定期的に開催されていたということです。演奏後にその時のご様子などいろいろ情報交換させていただいたことも、かけがえのない時間となりました。