初回に続き2回目のお手伝いを行いました。事業所施設内外の清掃や片付け、利用者の方の入浴後のドライヤー、調理の準備、利用者の方とのお話し、バイタルデータ等のコンピューター入力等
定員10名程度のそれほど規模は大きくないデイサービスですが、ユニークなのは利用者の方々が調理に参加すること。材料を切ったり、煮物をしたりと、各お席で行うので職員の方も準備が少し大変かもしれませんが、特に女性の方や男性の方でも料理が好きな方やそういう仕事に携わっていた方にとっては慣れ親しんだ作業で、日常生活を呼び起こす作業として刺激的かもしれません。午後にはおやつ作りも行うようなので、レク兼認知機能+QOLの向上で一石三鳥のような取り組みのような気がして、この規模感ならではの強みを活かしています。作業を通じて各利用者の方とのコミュニケーションを行う中で日常の体調や様子等も把握することが出来そうです。
介護現場では一般的に通常の企業に比べてIT化が進んでいないところが多いかなという印象があったのですが、こちらではバイタルデータをタブレット端末から入力しデータ管理していたり、Insta等のSNSを駆使し活動の外部への発信を行ったりと、職員の方々も楽しみながら取り組んでいるようなので、社内の情報共有や、外部の方への現場業務への理解も自然に進むのではないかなと思いました。