ズンバ、お絵描き、庭仕事、ヨガなど日によってさまざまな活動があるそうです。わたしは、絵を描く日と、ヨガの日のお手伝いに。 塗り絵や誰かの似顔絵を描いたり、利用者さんの誕生日色紙づくりを一緒にお手伝い。 ヨガは、ベテランの先生がそれぞれの個性を把握したうえで、位置を提案。マネする人、座って見守る人…全員が同じ動きをしていなくても、それぞれに声をかけ見守りつつ、できることは一緒に。
スタッフの皆さんは、やさしく活気があり、お互いを信頼しあっていることが伝わってきます。その雰囲気が広がるのか、利用者さんも全体的におだやかな印象。活動の中で、全体に指示をだし、それぞれの様子を見守りながら、必要な時は個々を手伝います。 7-8名のグループに、1-2人のスタッフさんがついてレクを行っています。利用者さん同士で声をかけたり手伝う様子も見られます。
待つ・見守る、そんな姿勢がスタッフの皆さんに共通してあります。 見守りながら、まずは自分でできることは自分でやってもらう。 好きなことがあれば、それに携わる機会を増やす。 物理的にできなかったとしても『同じ空間で誰かと一緒にその時間を過ごした』ということ。その経験を積み重ねることが、社会の中の一人として生きている認識や、自分自身の感情のコントロールにもつながるそうです。 お手伝いに行くたび、毎回さまざまな気づきや学びがある場所です。