週一回のスケッターを5月の初めから始めて1ヶ月以上が過ぎました。作業内容は同じですが、いつも違う一人の方の衣類に名札を縫い付けます。お会いしたことはないけれど、どんな方なのかなと時々想像して楽しんでいるとあっという間に2時間が過ぎます。
このところの猛暑で午前中とはいえ駅から施設に歩いて来るだけで汗びっしょりになってしまいます。でも広々とした1Fフロアに入ると、静かでひんやりほどよく冷房がきいていて生き返るようです。いつも狭い家に住んでいる者からすると、広々として静かで涼しい空間で作業出来るのは(年寄りにとっては)かえって贅沢でありがたい時間です。
11時前、長野県のパン屋さんが出張販売に来ました。車イスに乗った入所者さんがスタッフに連れられて次々にやって来ました。甘いパンやおかずパンがいろいろ並んでいるようです(私のいる所からは見えないのですが)。説明を聞きながら皆さん楽しそうに選んでいます。施設に入所すると一人で買物に行ったり自分で物を選んだりすることが難しくなりますが、こうした小さなお買物でも楽しみや喜びになりますね!