個別ケアに重点を置きながら、利用者様の状態の変化に応じてケアの内容の検討をしています。例えば、飲み込みの力の低下している方には、流動食ではなく"なめらか食"に代えて提供をしています。"なめらか食"は、各献立を食材ごとミキサーにかけ、ゲル化剤を使用してプリン状に形成した食品を指します。歯がなくとも顎の力のみで咀嚼ができ、尚且つ見た目にも食事を楽しんでいただきたいとの考えから導入をしております。多様な職種が配置される施設において、委員会を毎月運営し、利用者様の活動内容について話し合っています。年2回の運営連絡協議会を開催し、行政や医療機関関係者の方、介護相談員の方など、地域の方々のご意見を賜りながら、質の向上に努めております。
各施設や事業所にて福祉QC(Quality Control 品質維持・向上)活動、研究活動に取り組んでいます。毎年1回法人独自の「法人福祉QC発表会」を開催し、各エリア(長野、岐阜、江南、春日井など)の予選会を通ったサークルが活動成果を発表します。さらにその成果を全国老健大会、全国老人福祉施設研究会、老人福祉施設大会、全国GH大会などで発表し、優秀賞、敢闘賞など多数受賞しています。
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